海に開かれた大阪の山ひとつ越した閉ざされた盆地に広がる隣町奈良。
北はすぐ京都府だが京都市内までは木津川沿いの何もない平野が続く。
東は上野から鈴鹿峠まで続く高台が連なる。
南は紀伊半島山岳地帯日本のチベットだ。
西は生駒さんが屏風のやうに立ちふさがる。
つまり四方が八方塞。
この八方塞出(奈良に拘っってるのでまだ入りか)監督がなぜ遠くはなれたおフランスカンヌでたびたび賞を取るのか。
その秘密はここになぜ都が築かれたのかまで遡らなければならない。
海に面した難波のほうがずっと便利なのになぜここに都を造ったか。
「半島勢から隠れる」
半島とはもちろん紀伊半島・・・ではない。
朝鮮半島のことだ。
奈良は常にこの半島勢を意識して立てられた隠れ里なのだ。
そもそも奈良という言葉の意味は奇妙である。
難波は波が早いという意味だし、京都は漢字熟語だ。
奈良の意味・・・
なら nara 나라
ならとは朝鮮語で「くに」という読み名なのだ。
すなわち半島文化を意識した都が奈良なのである。
日本古代神官文字
今のハングルとまったく同じ文字が漢字導入前に日本の知識人=神官で使われていた。
シルクロードを通じてヨーロッパ古代文明とつながっているのです。(中国を統一した秦の始皇帝も内陸国だが中央アジア・西洋の海のシルクロードの表玄関で香港まで進出してきていたイギリスの先進技術を真っ先に取り入れられたのと同じ理屈なのだ。)
だから
奈良出身の河瀬監督に国際性があるのですう!
しかし河瀬直美さんの関西弁。
すっきやねん!
半島文化と関西弁の融合を演出してみました。
飛鳥のあとの平城京は水はけが悪くし尿のにおいが都中ぷんぷんしていたそうです。
そりゃあかんがな