2012年3月10日土曜日

雲の遥か 熊谷育美  気仙沼火災遭遇 鎮魂歌 感動

負けるなと
 負けるなと
強く抱きしめ受け止めて
何も言わず
何も言わず
優しい顔で味方して 
この曲がドキュメンタリー番組のバックに流れてきたとき、その心音に釘付けになってしまった。
年末紅白長渕剛のひとつ以来の感動だ。

気仙沼出身熊谷育美作詞作曲曲「雲の遥か」
ウィキってみればこの歌手 熊谷育美さんは気仙沼出身であの日地元気仙沼で震災に会い、その夜自衛隊空撮映像で全世界に衝撃を与えた気仙沼市街地大火災に間近で遭遇している。
でないとこれだけの曲は書けない。



熊谷育美を↓
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歌詩全文

田んぼを見渡して
故郷と思い合わせた
電車に揺られながら
窓越しに記憶を辿る

あの頃は夢に溢れて
一本道しかなかったけれど
あの頃に夢見た今は
うまくいかないことだらけで

もしも弱音を吐いたなら
昔のように叱ってほしい
負けるな、と
負けるな、と
強く抱きしめて受け止めて

涙を流すのは
哀しい時だけじゃないと
教えてくれた日が
惨めなほど懐かしくて

今 僕は夢に迷って
二手に分かれる道の前で
拳をぎゅっと握りしめるけど
逃げたいです 挫けそうです

もしも弱音を聴いたなら
昔のように笑ってほしい
何も言わず
何も言わず
優しい顔で味方して

明日に向かう途中
故郷の風 頬なでた
坂道をのぼって
雲の遥か あなたが見えた